はじめに
現在私は3社目で、過去に2回の転職をしています。ただ、1回目の時は諸事情によりまともな転職活動はせずパートの面接を受けて働くことに。きちんとした転職活動は2回目の時が初めてでした。ちなみに後述にも載せますが、この転職活動も見事に失敗しまくり、最終的には現在の派遣社員として働く経緯に至っています。
今回は、そんな私の転職理由と経緯についてのお話しです。
正直他の方に比べて意識の高い転職理由では全然ないし、参考になるのかもわかりません。ただ、「こんな意識が低くてもなんとかなっている奴もいるんだな」くらいに思っていただければと思います。
1回目の転職
業界 | 福祉→物流 |
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職種 | 生活相談員→倉庫作業員 |
雇用形態 | 正社員→パート(フルタイム) |
転職理由 | 前職で適応障害になったため |
転職先に選んだ理由 | ・責任を持つことに不安があった ・極力外部の人との関わりを持ちたくなかった ・介護の経験から、体を動かして働くことに自信があった ・家から近かった(前職では片道45分の車通勤だった) ・医療機器を扱っている倉庫で、福祉の経験から少し関心があった |
おわかりだと思いますが、ほぼネガティブな理由しかありません。事情が事情ということもありますが、ポジティブ要素は一切ゼロというとんでもない意識の低さです。
福祉に関わること自体が嫌になったわけではなかったのですが、過度のストレスから辞めた直後は「2度と同じ仕事はやらない」と心に決め、福祉の仕事から離れることを決めました。
雇用形態については正直最初は迷いました。安定しない給与や、周りからの目に不安があったからです。けれどそれ以上に、当時の自分には責任を持つことでまた適応障害が再発してしまうのではないかという恐怖がありました。
ありがたいことに、家族や友人は「命があってのことだから、無理に雇用形態にこだわる必要はない」と言ってくれました。周りの人がそうやって支えてくれたこともあり、まずはリハビリを兼ねてパートとして働く決意をしたのです。
ハローワークへ求職登録をしたりもしましたが、当時は極力人を介したくない(多くの人に関わりたくない)気持ちもあり、求人サイトから自分で応募。無事に採用してもらえることになり、2社目の仕事が始まりました。
2回目の転職
業界 | 物流→IT |
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職種 | 倉庫作業員→事務職 |
雇用形態 | パート→派遣社員 |
転職理由 | ・有痛性外脛骨障害で働き続けることが困難になったため ・金銭的にカツカツだった |
転職先に選んだ理由 | ・未経験から事務職へチャレンジが可能だった ・足に負担のかからない仕事をしたかった ・時給が前職よりも高かった |
仕事としてはとにかく一日動き回っていることが多く、身体はへとへとになりつつも、物流での仕事は決して嫌ではなく、むしろ自分には向いている方だと思っていました。パートで働いており、大きな責任を持たなくて済んだことも理由の一つだと思います。
しかし働き始めて半年ほどから「有痛性外脛骨障害」という障害を発症し、歩くたびに足が痛む事態に。けれどせっかく就いた仕事を無碍にはしたくない気持ちから、3年近く整形外科に通院しながら仕事に臨んでいました。
リハビリやインソール、湿布から痛み止めの注射までさまざまな処置を試しましたが、どれも一時的にしか効果はなし。とうとう先生からは「今の仕事を続けている限りは完治しないよ」とまで言われる始末に。
仕事としては続けたかったのですが、足の痛みは日に日に酷くなり日常にもかなり支障が出ていたため、転職することを決意しました。
また、元はリハビリとしてパートで入っていましたが、収入の低さで金銭のやりくりに苦労していたこともあり、これを機に再度正社員を挑戦してみようと思うようになります。
しかし甘くないのが転職活動。経歴よわよわな上に転職の軸がブレブレだった私は見事に落ちまくります。そして、面接時に必ず聞かれるのが「独身にも関わらずパートとして長く働いていたこと」について。前述のネガティブな理由をいい感じに伝えられることができない私はまあたくさんお祈りされました。
転職活動をしていく中でも足の痛みはさらに酷くなり、まずは足に負担のかからない仕事ということを最優先に。結果最初に捨てた条件は「雇用形態」でした。