働く年数が増えてくるとだんだんと後輩もでき、教えることも増えてきますよね。
口下手な私ではありますが、ありがたいことに以前働いていた2社では、上司や同僚たちに教え方が上手と評価をいただいていました。
今回はそんな私が気をつけている後輩への教え方についてご紹介します。
自分が教えたことには必ず責任を持つ
これは誰かに教えるときに私が一番大事にしていることです。
例えば自分が後輩の立場だったとして、先輩から教わっていたやり方が間違っていたとします。
他の人に指摘された際、先輩が知らないふりをしたり「私はそんな風に教えていない」なんて言われたら嫌な気持ちになるし、先輩に対する信頼もなくなりますよね。
一緒に働く上で信頼関係は円滑に仕事をするために大切なポイント。その信頼を崩さないことをまずは重きを置くようにしています。
言ったことに責任を持つ行動とは?
行ったことに責任を持つとは具体的にどう行動しているのか。
私は以下のことを心がけるようにしています。
質問されてすぐに答えられないことは適当に答えない
明確な答えがわかっていないのにその場しのぎで答えると、後で間違っていた場合に自分の首も絞めることになります。
もし聞かれてもわからない場合や自分一人で判断できない場合は、「確認するから待ってもらっても良いか?」と伝え、必ず他の同僚か上司に確認してからフィードバックするようにしています。
他の人に指摘された場合は、必ず自分が教えたことを言うように伝える
仕事あるあるだと思うのですが、人によって業務の手順などが違うことってありますよね。
業務上に支障がなけれな問題なくても、自分とやり方が異なると指摘される場面も少なくないと思います。
後輩からすれば「こう教わったのに指摘された…」ってなるといい気分ではありません。
その際の後輩を守る術として、私は一通り教えた後最後に「教えたやり方で誰かに何かを言われたら、ゆずりはにこのやり方で教わりましたって言うようにしてね」と伝えています。
私のやり方に問題があれば私に直接言ってもらい、必要に応じて改善や他の人と認識のすり合わせを行うといった感じです。
伝え方を工夫する
専門用語は極力使わない
特に入社したばかりの方や、全く異なる部署から来た方に教える時に気をつけていることです。
皆さんも新人時代周りの人が話ている用語や会話の意味が全然理解できないという経験はありませんか?
私は新しい仕事に就くたびに毎回同じ経験をしてきました。
もちろん仕事に慣れるうちに覚えてくることも多くありますが、少しでも覚えることに抵抗を持って欲しくないため、私は専門用語をあまり使わないようにしています。どうしても必要な時は、きちんとどう言う意味なのかを伝えるようにしています。
口頭だけでなく、視覚的にわかるように説明する
私自身がそうなのですが、言葉だけで言われても頭に入ってこないことってありませんか?私は聴覚的にだけ聞いて理解することが得意ではないので、自分が他の人に教える時には上記の点について気をつけています。