梅雨に入り雨が続くと気になってくるのが洗濯物の生乾き臭。せっかく洗ったのに嫌な臭いがするのは嫌ですよね。
今回は、生乾き臭がついてしまった時の対処法と、臭いの予防法についてご紹介します。
生乾き臭がついてしまった時の消し方
生乾き臭がついてしまった時の対処法には以下の方法があります。
- 酸素系漂白剤を使う
- お湯につける
- 重曹につける
- アイロンがけをする
- コインランドリーの乾燥機を使用する
酸素系漂白剤を使う
カビ汚れや生乾きの臭いもまとめて取ってくれるのが酸素系漂白剤。中でもオキシクリーンはかなりおすすめで、私も生乾き臭を取るときはこれを使うようにしています。
酸素系漂白剤の使い方
- 表示などで適量を確認し、バケツなどに入れた40℃くらいのお湯に溶かす。
- 洗濯物を15〜20分ほどつけ置きしてから、普段通りの洗濯を行う。
重曹につける
重曹も酸素系漂白剤と同様に、お湯に溶かしてつけ置きしてから洗濯を行うと生乾き臭を消すことが出来ます。重曹は100円ショップでも手軽に買うことが出来ますし、普段のお掃除にも使えますので、一つ家に置いておくと便利です。
お湯につける
生乾き臭の原因となるモラクセラ菌などの雑菌は高温に弱いため、事前にお湯につけて除菌するのも効果的。60〜70℃程のお湯に30分ほどつけ置きしてから洗濯を行うと良いです。
ただし、衣類の中には高温に弱い素材もあるため、酸素系漂白剤同様事前にチェックをしておきましょう。
アイロンがけをする
こちらも熱の力を利用して除菌をする方法です。準備する手間はあるものの、アイロンがけのみでできるので時短で終わらせたい方にはおすすめです。
アイロンがけのやり方
- 霧吹きなどを使い衣類を全体的に濡らしておく。脱水まで終えた洗濯物でもOK。
- アイロンを中〜高温(約160〜200℃)に設定をする。
- 衣類が乾くまでアイロンがけを行う。
コインランドリーの乾燥機を使用する
コインランドリーの乾燥機は自宅用の乾燥機比べてパワーがあり、高温を保つこともできるので、除菌をするのにはおすすめです。シーツなどの大きなものもできることもポイント。
ただし、手間や費用は他の方法に比べるとどうしてもかかってしまうので、月に1回のペースなどで使うのが良いと思います。
洗濯物の生乾き臭を防ぐために
ここまでは生乾き臭がついてしまった時の対処法についてご紹介しました。けれど一度取れても気をつけないとまた戻ってきてしまうのが生乾き臭。
次からは、生乾き臭を発生させないための方法についてご紹介していきます。
洗濯をするときの予防方法
洗濯機の中に衣類を詰め込みすぎない
洗濯の量が多いと一気に済ませたくて詰め込みがちになってしまいますが、一度に詰め込み過ぎると汚れが落ち切らずに残ってしまうことも。手間や時間はかかってしまいますが、量が多い時は複数回に分けて洗うことがおすすめです。
すすぎにはお風呂の残り湯を使わない
節約のためにお風呂の残り湯を洗濯に使う方もいらっしゃるかと思いますが、残り湯には汚れや雑菌が多くついています。「洗い」に残り湯を使っても良いですが、「すすぎ」をする時には水道水を使うようにしましょう。「すすぎ」で残り湯を使ってしまうと、雑菌が繁殖してしまい生乾き臭の原因になってしまいます。
洗濯物を干すときの予防方法
洗濯をした衣類は、湿っている状態が長く続けば雑菌が繁殖し始めてしまい、生乾き臭の原因になってしまいます。以下のポイントを押さえながら、できるだけ早く乾燥させるようにしましょう。
- 洗濯が終わったらなるべく早く取り出す
- 洗濯物は間隔をあけて干す
- 部屋干しする時はサーキュレーターなどで風を当てて乾かす
- 乾燥機を使う(※対応不可の衣類もあるため注意が必要)
まとめ
いかがでしたか?天気が悪い日が続くと生乾き臭に悩まされてストレスになりますよね。今回ご紹介した方法をぜひ参考にして、生乾き臭の悩みからおさらばしましょう!