はじめに
私は現在派遣社員として仕事をしています。今の仕事は事務仕事がメインで、土日休みで休みも取りやすいし、週2で在宅もできるのでそれなりに満足しています。しかし、ここに至るまでの転職活動は結果として失敗に終わったものでした。
今回は、なぜ私が転職活動に失敗したのか経験を交えてお話ししていきます。
私が転職活動を失敗したわけ
希望条件ばかり求めて妥協ができなかった
恥ずかしながら、転職活動している間の私は希望条件に対し妥協が中々できませんでした。土日祝は必ず休み、事務職、未経験OK、残業は少なめ、正社員…当たり前ですが、条件を足せばたすほど該当する企業はどんどん減っていきます。
そんな無茶振り条件で探していたので担当してくれていた転職エージェントの担当さんも正直紹介する求人がほとんどなく、条件以外の求人も紹介してくれました。しかしやはりそこでも結局妥協ができなかった私。担当者の連絡は徐々に減っていき最終的には様子伺い(転職活動どうですか的な)の連絡しか来なくなりました。
未経験転職を甘くみていた
求人サイトや広告で目にする「未経験者歓迎!」は鵜呑みにしない方がいいです。おバカな私は未経験転職は誰でもできると甘くみて結果痛い目を見てきました。未経験転職をするにはそれなりの覚悟と、自分のことをどれだけ理解して、相手にうまく伝えることができるのかが大切になってきます。
下記は私の実際の経験の一例ですが、かなり無茶振りしていることがわかると思います。
経験職種:
福祉×生活支援員(+生活相談員)
物流業界(医療機器)×倉庫作業
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実際に受けた求人:
商社(自動車、輸送機器)×経理事務
インフラ×営業事務
パッと見ると、「なんでその経験でその企業に応募したの?」ってなりますよね。私は当時転職の軸がブレブレだったということもあり、労働条件ばかり見て応募をしていました。そのため「この企業でなければいけない理由」というものがなかったのです。なぜ事務職になりたいのかという理由についても明確な理由は正直なく心身に負担が少なそうという理由で応募していました。あまりにも安直。
企業からしたら「ここで働きたい理由もわからないし、採用しても合わなければすぐに辞めそう」くらいに思われていたかもしれません。
転職の軸がブレブレだった
前述でも触れましたが、転職活動を始めたのにも関わらず、私には転職の軸がありませんでした。「どうなりたいか」よりも「今の現状を改善したい」にばかり目がいっていたことや、プライベートばかり重視し仕事内容に対する意欲が低かったからだと思います。
やりたい仕事はない、かと言ってどんな仕事でも良いというわけでもないという我儘っぷり。そんな感じなので面接でも熱意ある希望理由が言えるはずもなく見事に撃沈しました。入社の希望理由なんてうまく言い繕えばなんとかなる、という方もいるかもしれませんが私はとにかく良くも悪くも馬鹿正直で思っていないことを言えないということが災いし、面接はことごとく失敗に終わりました。